新井石龍（あらい せきりゅう、1889年9月29日生まれ、1984年2月16日没）は、日本の曹洞宗の僧侶であり、書家としても知られています。
本名は小島藤七。
新潟県中蒲原郡村松町（現在の五泉市村松）出身で、号は無著。
1911年に新潟中学校を卒業後、1914年に第四高等学校を、1917年には京都帝国大学文科大学哲学科を卒業しました。
1918年、雲洞庵第45世住職に就任。
1921年には養父で曹洞宗管長の新井石禅とともにアメリカを訪れ、各地を視察し、ウォレン・ハーディング大統領とも面会しました。
1953年には曹洞宗管長の高階瓏仙の随行長として再びアメリカを訪れ、ダグラス・マッカーサー元帥と会見しています。
また、国民精神総動員新潟県実行委員会理事や新潟県公安委員会委員など、多くの公職を歴任しました。1984年2月16日、94歳で逝去しました。



表具寸法（軸先含む）★約51×197
本紙寸法★約33×133


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